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平成29年新年挨拶

平成29年新年挨拶
更新日2017年1月1日
 あけましておめでとうございます。皆様には清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 平素は、町行政の推進に温かいご理解とご支援を賜り厚く御礼申しあげます。
 昨年11月の町長選挙におきましては、無投票での再選となり2期目の町政を担わせていただくことになりました。これも皆様の期待の大きさの表れであり、責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いです。皆様の負託に応えるべく誠心誠意取り組んで参りますので、今後とも特段のご支援をお願い申し上げます。
 さて、昨年を振り返りますと、大きな被害をもたらした熊本地震が発生しました。被害を受けられた皆様に心からお見舞いを申し上げます。世界各地でも大きな地震や豪雨による水害が発生しており、地球規模の異常気象等が顕著になっています。今後さらに大きな災害が発生しないことを祈るばかりです。
 本町は、大きな災害もなく無事に過ごせましたが、災害に強いまちづくりの必要性を痛感した一年となりました。
 関ケ原町においては、昨年3月にアメリカ南北戦争最大の激戦地ゲティスバーグと、ナポレオン戦争の激戦地として名高いベルギーのワーテルローから代表団を招いて、世界古戦場サミットを開催し、関ケ原古戦場を世界に発信することができました。これが縁となり、ゲティスバーグ区と姉妹都市の盟約を締結することになりました。10月の関ケ原合戦祭りでは、好天に恵まれ、NHKの大河ドラマ「真田丸」のキャストである山本耕史さんが登場されたこともあって過去最高の人出となり、大いに盛り上がりました。
 一方、長年赤字経営に苦しんできた関ケ原病院の経営については、19床の診療所に規模を縮小し、再スタートを図ることといたしました。長年病院を頼りにされていた皆様には誠に申し訳ないという思いで一杯ですが、何とか町での医療を継続するための決断ですのでご理解をお願いいたします。診療所化に伴う規模縮小による混乱は多少あると思いますが、皆様のご協力を得て1日も早く安定した経営と医療サービスを提供できるよう取り組んで参ります。
 今年は、歴史民俗資料館の南側にビジターセンター(仮称)の建設工事を始める予定をしております。多くの歴史ファンの方に楽しんでいただけるような施設にしたいと思っております。また、大谷吉継公の墓整備など史跡地の整備も続けてまいりますが、関ケ原を訪れる多くの歴史ファンの方に食事や土産物などのおもてなしもできるようにしていきたいと思っています。
 また、子ども子育て支援法をうけて、関ケ原町でも保育所型認定こども園に移行することとしています。これにより、現在の幼稚園は放課後児童クラブの場とし、働く親御さんの支援をしていく予定でいます。
 諸事業を推進していく要の財政が非常に厳しい状況でありますが、健全化への模索をしながら住みよいまちづくりに向けて取り組みを進めて参りますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
 年の初めにあたり皆様のご健康とご多幸を心からご祈念申し上げ、新春のご挨拶といたします。