更新日2023年8月3日
昨年度より始まった、名古屋大学大学院梶原義実教授を代表研究者とする文部科学省科学研究費基盤研究「三関周辺における古墳時代から古代の地域動態に関する総合的研究」については、令和5年3月に関ケ原町内でキックオフシンポジウムを実施したところですが、本研究の一環として、今夏に不破関跡の発掘調査を約50年ぶりに実施することになりましたので、お知らせします。
名古屋大学考古学研究室の学生が中心となって、以下の期間において発掘調査を実施します。50年前の調査では、不破関跡の構造や建造時期について十分な知見が得られておりません。本研究による調査を実施することによって、更なる不破関跡の実態解明につながることが期待されます。
また、今回の発掘調査成果を公表するため、現地説明会も以下のとおり予定しております。詳細は記者発表資料をご覧ください。
1.調査箇所
関ケ原町大字松尾地内(不破関資料館南側)
2.調査期間
令和5年8月17日(木)~9月1日(金)
(午前9時30分〜午後5時)
※雨天などの場合は作業を中止します。8月19日(土)、20日(日)は作業を行いません。作業の進捗状況により予定が前後する場合があります。
3.現地説明会
令和5年8月27日(日)午後1時から(小雨決行)
名古屋大学考古学研究室が発掘調査の成果を現場で説明します。
関連ファイルダウンロード
記者発表資料.pdf(237KB)
2023年度関ケ原町不破関跡発掘調査現地説明会資料.pdf(2296KB)