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帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチン
更新日2025年6月10日

65歳以上の方などを対象にした帯状疱疹ワクチンの定期接種がはじまりました

〇帯状疱疹は、痛みを伴う皮膚の病気です

 水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って痛みを伴う水泡(水ぶくれ)が現れる皮膚の病気です。合併症の一つに、皮膚の症状が治った後にも痛みが残ることがあり、日常生活に支障をきたすこともあります。

 

〇帯状疱疹ワクチンは2種類あります

いずれのワクチンとも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。


生ワクチン(阪大微研) 

 組換えワクチン(GSK社)
自己負担金  2,600円/回  6,600円/回 
接種回数と間隔 1回  2回(2ヶ月間隔) 
接種方法 皮下接種 筋肉内接種 
接種条件 

病気や治療によって、免疫が低下

している方は接種ができません

 免疫の状態に関わらず接種可能
 予防効果 接種後1年時点  6割程度 9割以上 
接種後5年時点 4割程度  9割程度 
接種後10年時点 ー  7割程度 

※帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

 

〇ワクチンの安全性 ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります

  生ワクチン(阪大微研)  組換えワクチン(GSK社) 
症状例 

【ワクチン接種部位】

・発赤   ・腫脹

・そう痒感 ・疼痛

・熱感   ・硬結

 

【その他】

・発疹

・倦怠感

 

 

【ワクチン接種部位】

・疼痛  ・腫脹

・発赤  ・そう痒感

 

 

【その他】

・筋肉痛 ・発熱

・疲労  ・胃腸症状

・頭痛  ・倦怠感

・悪寒  ・その他の疼痛

 

対象者

【  】は令和7年度の対象者です

(1)年度内に65歳を迎える方【昭和35年度生まれ】

(2)接種日に60~64歳の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

注1)令和7年度から5年間の経過措置として、その年度に70.75.80.85.90.95.100歳になる方

   【昭和30.35.20.15.10.5年度生まれ、大正14年度生まれ】

注2)令和7年度に限り100歳以上の方全員【大正14年4月1日以前生まれ】

詳しくはこちらをご確認ください

接種医療機関

不破郡内委託医療機関(事前予約が必要です)

※不破郡以外の医療機関をご希望の方は、事前にやすらぎにお問合せください。