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マイマイガに関する情報

マイマイガに関する情報
更新日2014年8月14日
近年、町内においても発生が確認されているマイマイガは、ドクガ科に分類されていますが、アレルギーでもない限り人が害を被ることはほとんどないと言われています。
しかし1齢幼虫にはわずかですが毒針毛があり、触れるとかぶれます。卵や2齢以降の幼虫、繭、成虫には毒針毛はありません。
しかし家の付近に多くの蛾が集まったり、卵が生み付けられるのは不快なものです。
マイマイガを発見した場合は、各ご家庭または自治会において、下記のような対策にご協力をお願いします。


■秋~4月頃までの対策

○卵塊除去
夏に生み付けられたマイマイガの卵は、冬を越え、桜の咲く頃にふ化します。
マイマイガの対策は、卵の段階で対処するのが最も効果的な防除方法と言われています。


・壁を傷つけないよう、あまり硬くない先が平らのもの(例:ペットボトルを半分に切ったもの)ではがし、袋に入れて燃やせるごみに出してください。
・卵塊を覆っている鱗毛が舞い上がり、吸い込んだり目に入ったりすることがあるので、マスクやゴーグル、手袋を着用するとよいでしょう。


■4月~7月頃まで(幼虫)の対策

○幼虫の駆除
・直接触らないようにしてください。(体長1cm程度までの小さいものに触れるとかぶれます)
・洗たく物に紛れ込むことがあるため、屋外で干す場合、取り込み時に注意してください。
・若齢幼虫期(体長1cm程度まで)は、市販の殺虫剤で駆除できます。
ただし説明書に従って使用し、通行人や近くの住人に十分配慮するとともに、周囲に飛散しないよう注意が必要です。
・1cm以上の幼虫については、ビニール手袋をするか火箸などで捕まえ、バケツに水と少量の洗剤を入れたものを用意し、その中に捕まえた幼虫を入れ溺死させてください。


■7月以降(成虫)の対策

この時期になると有効な駆除方法がありません。網戸をして窓を開けるなど、家の中等に入られない対策を中心に行いましょう。

○雌成虫の夜間光源飛来防止
・消灯は効果的であるが、防犯面を十分考慮した上で実施してください。(自治会等との協議が必要です)
・黄色蛍光灯(ナトリウムランプに近い波長特性)やLED灯等、誘虫性が低いとされる光源に交換する方法も効果的です。

○殺虫剤による対策
・ ガ専用の殺虫剤を使用することでも効果を得られます。この場合も、説明書に従って使用し、通行人や近くの住人に十分配慮するとともに、周囲に飛散しないよう注意してください。
・ 成虫になったマイマイガの寿命は7~10日と言われていますので、思わぬ所に大量の死骸が溜まり、湿気や高温で悪臭を放ったり、害虫の二次発生の原因となりますので、早期の清掃作業が必要です。
・壁にとまっている成虫は、ホースの水で洗い流すことで落とすことができます。


【参考】【岐阜県】 マイマイガに対するご家庭での対策について