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医療費の適正化について

医療費の適正化について
更新日2024年9月11日

皆さんが医療機関で支払う一部負担金のほかに、国民健康保険が負担している医療費は、皆さんが納めている保険料でまかなわれています。

医療費は、ひとりひとりの心がけによって節約することができます。

保険料の引き上げを招かないよう、以下のことを心がけましょう。

 

日ごろから健康を心がけましょう

  • 喫煙はやめ、飲酒は適量を心がけましょう
  • バランスの良い食事を心がけましょう
  • 適度な運動、睡眠を心がけましょう

定期的に健康診断を受けましょう

病気を早期に発見することで、重症化や治療期間の長期化を防ぎ、医療費を節約しましょう。

関ケ原町国民健康保険では40歳以上の方を対象に特定健康診査を実施しています。

医療費が高額になる糖尿病や腎臓病などの兆候を見逃さないよう、健康に自信がある方も1年に1回は健康診断を受けましょう。

診療時間外(休日・夜間)の受診はなるべく控えましょう

診療時間外の受診は、休日夜間料金がかかります。

緊急の場合を除いては、なるべく診療時間内に受診するようにしましょう。

緊急かどうか迷う場合は、救急安心センターぎふ(#7119で専門家からアドバイスを受けることができます。

こどもの医療費について

お子様が医療機関や薬局にかかる際、福祉医療制度により窓口負担が無料となっています。

しかし、医療費が無料になっているわけではなく、窓口負担分は地方(県・市町村)が、残りを健康保険が負担しています。

地方負担分は税金、健康保険分は保険料でまかなわれており、窓口負担が無料だからとやみくもに受診・投薬を受けることは、税金や保険料の引き上げにつながりかねません。

本当に必要な受診かどうか考えて受診するようにしましょう。

お子様の休日・夜間の受診の際は「こども医療電話相談(#8000)を活用しましょう

岐阜県では、休日や夜間のお子様の急な病気やけがの際に、家庭での対処方法や医療機関を受診すべきかについて、電話で専門の相談員に相談できるこども医療電話相談(#8000を実施しています。

セルフメディケーションを心がける

セルフメディケーションとは、自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てすることです。

OTC医薬品の活用もそのひとつです。OCT医薬品とは、一般の方が医師の処方箋なしにドラッグストアなどで購入できる医薬品のことです。

軽度な体調不良であればOCT医薬品の活用を検討しましょう。

かかりつけ医、かかりつけ薬局を持ちましょう

体質や既往歴などを把握しているかかりつけ医、普段の服薬状況を把握しているかかりつけ薬局を持つことで、無駄な治療や投薬を防ぐことができ、医療費を節約することができます。

重複受診はやめましょう

同じ病気で複数の医療機関を受診することは、一貫した治療が受けにくくなり、病気の回復を遅らせてしまうことがあります。

また、医療費を多く支払うことにもなり、重複検査や重複投薬などにより、体に負担をかけたり副作用を起こすおそれがあります。

お薬手帳を持ちましょう

お薬手帳とは、処方された薬の詳細を記録できるもので、医師や薬剤師が薬歴を確認することで、安全な薬の処方、調剤を行うことができます。

お薬手帳は医療機関や薬局でもらうことができますが、1冊にまとめて使うことが効果的です。

ジェネリック医薬品を活用しましょう

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許期間が経過した後に、厚生労働省の認可のもと、有効成分、用法、効能、効果が同等の医薬品として製造・販売された比較的安価な薬です。

活用を希望される場合は、医師や薬剤師に相談し説明を受けましょう。

リフィル処方箋を活用しましょう

リフィル処方箋とは、症状が安定している患者さんに対して、医師が定めた一定の期間内であれば最大3回まで繰り返し使用できる処方箋のことです。

医療機関を受診せずに処方せんが利用できるので、通院の負担を減らすことができ、医療費を節約することができます。

活用を希望される場合は医師に相談してください。

※投薬量に限度が定められている医薬品等、リフィル処方箋を利用できない場合があります。

多剤服用に注意しましょう

たくさんの薬を服用することにより、副作用など有害な現象が引き起こされることがあり、これをポリファーマシーと呼びます。

単に薬の数が多いだけで有害とは限りませんが、種類が多くなるとリスクが増加すると言われています。

しかし、種類が多いからといって勝手に薬の量を減らしたり服薬を中止することはせず、気になる場合は医師や薬剤師に相談しましょう。

その際、使用している薬やサプリメントの情報を医師や薬剤師に把握してもらうことが重要です。

医療費のお知らせ通知を確認しましょう

関ケ原町国民健康保険では、年に4回、「国民健康保険医療費のお知らせ」を世帯主様にお送りしています。

加入者が国民健康保険を使用して利用した医療機関や薬局の名称、医療費の額、患者負担額(窓口負担)などを記載しています。

適正な医療を受けるため、ぜひご確認ください。