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平成30年新年挨拶

平成30年新年挨拶
更新日2018年1月1日
 明けましておめでとうございます。皆様には清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 平素は、町行政の推進に格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 昨年を振り返りますと、北朝鮮が核実験を強行し、ICBMなどミサイルの発射実験を繰り返し行ったことで、我が国においては戦争への不安と対応の強化の声が大きくなっています。経済制裁の強化により実験の抑止と対話への方針変換を図っても中々進展はないようです。また、国内では九州北部豪雨のようなゲリラ豪雨による大きな水害が各地で発生しました。被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げるとともに一日も早い復旧を祈っています。このような大雨は局地的なもので事前予測が困難な面があり、早めの避難等人的災害を未然に防ぐ対策をとっていかなければなりません。
町内におきましては、昨年の台風21号により玉地内の町道が被害をうけ、通行が出来なくなりました。現在復旧に向けて取り組みをしておりますが、しばらくご不便をおかけします。ご理解とご協力をお願いいたします。
長引く経営不振にあった関ケ原病院を診療所に縮小して再出発をいたしました。一部診療部門の廃止などでご迷惑をおかけしましたが、残った診療部門においては医師・スタッフが地域医療の維持に向けて懸命に取り組んでいますので引き続きご利用ください。また、年末にはそれまでの院内薬局を廃止し院外薬局化を図りました。お薬は処方箋をお近くの薬局へ持っていって購入していただくこととなりましたので、ご理解とご協力をお願いいたします。
 一昨年のアメリカ・ゲティスバーグに続いて、昨年8月末にベルギー・ワーテルロー古戦場とも姉妹古戦場協定を締結し、世界三大古戦場としての発信を進めていくこととしています。映画「関ヶ原」が全国上映されたことも手伝って多くの歴史ファンや観光客に古戦場を訪れていただいています。お食事や土産物は勿論のこと温かいおもてなしを町民みんなでしていきたいと思っています。また、古戦場グランドデザイン事業についても、桃配山の徳川家康最初の陣の修景工事、大谷吉継のお墓の修復などを行うとともに、老人福祉センターを取り壊してビジターセンター(仮称)建設用地の整備を進めているところです。
 町では、平成三十年度からの十年間のまちづくりの方針を定める総合計画の策定を行っております。アンケートや住民ワークショップを行い、住民の皆様のご意見を尊重し、人口減少社会となった本町のこれからのまちづくりの指針を定め、これに基づいてまちづくりを進めていきたいと考えています。諸事業を進める要の財政は非常に厳しい状況でありますが、健全化に向けての模索もしながら住みよいまちづくりに向けて取り組みを進めて参りますので皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
 年の初めにあたり皆様のご健康とご多幸をご祈念申し上げ、新春のご挨拶といたします。