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平成31年新年挨拶

平成31年新年挨拶
更新日2019年1月1日

 あけましておめでとうございます。皆様には清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 平素は、町行政の推進に暖かいご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。


 昨年を振り返りますと、大阪北部地震、7月豪雨災害、猛暑、例年以上に多くしかも非常に大きな台風の襲来、北海道胆振東部地震等大規模な自然災害が次々と発生し各地に甚大な被害が発生しました。特に台風21号での電線網の寸断や北海道胆振東部地震のブラックアウトによる停電状態が長期に亘り災害復旧の障害となりました。被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げますと共に一日も早い復旧を祈っています。東南海トラフ地震等大規模な地震の発生や異常気象による災害が予想されるなか、人的災害を未然に防ぐ対策の必要性を感じたところです。町内においては、台風による大きな災害は無かったものの被害が数カ所ありましたので、現在復旧に向けて順次取組を進めています。
 古戦場グランドデザイン事業として古戦場史跡等の整備を進めています。今年度は、笹尾山公衆トイレの改築と開戦地の道路舗装を中心に整備を進めており、既存の公衆トイレについても順次洋式化を進めてまいります。また、旧老人福祉センター跡地に県で建設整備を行っていただく「岐阜関ケ原古戦場記念館」は昨年末から現場での工事が始まりました。2020年の東京オリンピック開催時にオープンすることを目標に整備が進められます。工事中は周辺の皆様をはじめ観光客等多くの方にご迷惑をかけますが、ご理解ご協力をお願いします。関ヶ原古戦場を訪れる歴史ファンや観光客はずいぶんと増加しました。この古戦場記念館ができると更に多くの方が訪れるものと思います。住民の温かいおもてなしで気持ちよく関ケ原を楽しんでいただき、ついでに財布のひもを緩めていただけるような環境となることを願っています。
 昨年3月に関ケ原町総合計画を策定しました。基本理念を (1)歴史など地域資源を「生かす」、(2)快適で安心できる暮らしを「つくる」、(3)地域とともに「担う」として10年の計画期間としています。「笑顔あふれ活気みなぎる古戦場のまちせきがはら」を将来像として、(1)地域資源を生かした活力あるまちづくり(2)健康で生涯暮らせるまちづくり(3)快適で利便性のあるまちづくり(4)安全安心に暮らせるまちづくり(5)心豊かな人を育てるまちづくり(6)住民と行政が協働するまちづくりの6項目を基本目標に各種の施策を進めることとしています。財政的にも厳しく、人口減少、少子高齢化が著しい本町ですが、このような中でも町の活気と住民の絆を大切に住みよいまちづくりに向けて取組を進めてまいりますので皆様のご理解とご協力をお願いします。

 年の初めにあたり皆様のご健康とご多幸を心からご祈念申し上げ、新春のご挨拶といたします。