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令和2年新年挨拶

令和2年新年挨拶
更新日2020年1月1日

 あけましておめでとうございます。皆様には清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。平素は、町行政の推進に格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 

 昨年を振り返りますと、5月に御代替わりがあり、元号は平成から令和に変わりました。今上天皇陛下がご即位を宣明された10月の即位礼正殿の儀では、直前まで降っていた雨が止み日差しとともに虹が出る中で行われ、また、祝賀御列のパレードは快晴の下で行われて、新しい時代の輝かしい幕開けに期待も大きく膨らんだものです。

 一方で、自然災害が多く発生し、中でも九州北部豪雨や台風15号・19号等による被害が想定を超える規模で広範囲にわたって発生しました。町が災害時相互応援協定を結んでいる長野県佐久市においても浸水等の被害があり、町としても職員を派遣しお手伝いをさせていただいたところです。被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げるとともに一日も早い復旧を祈っています。

 本町においては、少子高齢化の傾向がより鮮明になっており、将来的な児童数も鑑み、今須小中学校を関ケ原小学校・関ケ原中学校とそれぞれ統合することが決まりました。令和3年4月の統合に向けてしっかりと準備を進めていきたいと考えています。併せて、廃校後の校舎の利活用等についても懇談会で話し合いを進めていただいていますので、有効な活用方法が決まるよう期待しています。また、近年の異常な暑さに対応するため、冷房設備のなかった関ケ原小学校と今須小中学校にエアコンを設置しました。子供たちが快適な環境で落ち着いて授業に集中できるようになったと喜んでいただいています。

 今年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。これに先立って関ケ原町では4月に聖火リレーが実施されます。ふれあいセンターから笹尾山までの短い距離ですが、10区間に分けて走ることになっています。誰がリレーメンバーに選ばれるかはもうすぐ発表があると思いますが、関ケ原からオリンピックの盛り上げを図っていきたいと考えています。オリンピックは真夏の祭典として世界中のアスリートが競技を繰り広げます。当然、開催国である日本の選手の活躍に期待し、声援を送りたいと思います。また、応援に来た人たちが国内を観光すると思われます。是非、関ケ原にも立ち寄っていただきたいと思います。

 古戦場グランドデザイン事業の中核となる「岐阜関ケ原古戦場記念館(関ケ原メモリアル)」工事が、7月のオープン目指して着々と進められています。次第に形が見えてきて期待が大きく膨らんできます。今年は、関ケ原の戦いから420年の節目の年にもあたることから、オープンに伴う歴史ファンの来場と併せて関ケ原への観光客が増えるものと思っています。住民の皆さんの温かいおもてなしの輪が広がることを願っています。

 

 人口減少、少子高齢化の流れのなかで、町民が安心して暮らすことができる町づくり「笑顔あふれ活気みなぎる古戦場のまちせきがはら」を具現化していくため、町民の皆様のより一層のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。